High entropy stabilized chalcogenides with high thermoelectric performance
熱電技術は廃熱から電気を生成しますが、広く使用するための1つのボトルネックは、熱電材料の性能です。さまざまな原子種を導入して材料の配置エントロピーを操作すると、相組成を調整し、パフォーマンス最適化スペースを拡張できます。エントロピー駆動の構造安定化によって形成されたn型PbSeベースの高エントロピー材料の性能指数(zT)値を900ケルビンで1.8に強化しました。この高エントロピーシステムで大きく歪んだ格子は、異常なせん断ひずみを引き起こし、強いフォノン散乱をもたらし、格子の熱伝導率を大幅に低下させました。このn型高エントロピー材料に基づいて製造されたセグメント化モジュールの熱電変換効率は、温度差T = 507ケルビンで12.3%でした。私たちのデモンストレーションは、エントロピーエンジニアリングを通じて高エントロピー熱電材料の熱電性能を改善するためのパラダイムを提供します。

science.sciencemag.org/cgi/content/short/371/6531/830

ow.ly/o01X50AG1jR

2021/02/18
Science4018