Wound-healing activity of Morinda citrifolia fruit juice on diabetes-induced rats.
目的:モリンダ・シトリフォリアL.は、腸疾患、皮膚炎症、感染症、口腔潰瘍および創傷治癒に明らかに有用な伝統的なポリネシアン薬用植物である。この研究は、ストレプトゾトシン誘発糖尿病ラットにおけるモリンダ・シトリフォリア果汁の創傷治癒活性を評価することを目的とした。方法:切除創モデルを使用した。動物を体重適合させ、3つの群に分けた(群当たりn = 6)。グループ1の動物は正常な対照として機能し、グループ2および3の動物はそれぞれ糖尿病対照および実験的な糖尿病動物として機能した。すべての動物を麻酔し、全層の切除創(円形面積300mm 2および深さ2mm)を作製した。グループ3の動物に、飲用水中にモリンダ・シトリフォリア果汁(体重1キログラム当たり100ml)を10日間与えた。創傷面積の測定は、1日目、5日目および11日目に行った。グルコース測定のために同時に血液サンプルを収集した。創傷上に形成された肉芽組織を11日目に切除し、組織学的および生化学的分析のために処理した。結果:モリンダ・シトリフォリア投与群の創傷面積は、糖尿病対照群(63%)と比較して73%(p <0.001)減少した。肉芽組織の重量(p <0.001)およびヒドロキシプロリン含量(p <0.00 1、92.16 +/- 4.02)の有意な増加が観察された。タンパク質含量は適度に高かった。組織学的研究により、正常な対照および糖尿病対照群よりも実験的な糖尿病動物においてコラーゲンがより速く寝かされたことが示された。糖尿病対照群の空腹時血糖値は、糖尿病対照動物と比較して29%減少した(p <0.001)。創傷収縮率と血糖値との間に良好な相関があった。結論:この研究は、モリンダ・シトリフォリア果汁のジュースが、糖尿病ラットの血糖値を有意に低下させ、創傷治癒を促進することを実証する。

pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/17319624/

PMID17319624